近年、市民による地域や社会に対するボランティア活動は、福祉のみならず、まちづくり・国際交流・協力・共生・環境・生涯学習などさまざまな分野の中で広がり、年々活発になってきています。

 特に、平成7年の阪神・淡路大震災におけるボランティアの活動は、市民一人ひとりの活動が社会の大きな力となることを強く印象づけました。

 今後の取り組みとして、災害時の支援ボランティアとして登録し、ボランティア希望者に、活動ニーズに関する情報を提供し、また災害ボランティアが安心して活動できるような体制の確立が必要です。

 また、最近のNPO活動などの新しい流れの中で、ボランティアとNPOとの協働のあり方やその条件整備など、従来の考え方では対応し得ない新しい課題も出てきています。

 このような中で、東大阪市社会福祉協議会が平成16年3月に策定した市民福祉活動計画「プラン2008」に沿って開設した「市民福祉活動センター」と協働で、ボランティアグループ間の交流を行い、災害時におけるボランティア連絡会の位置付けを明確にし、滝間との連携を行うとともに、連絡会事業を広く展開させることで交流の輪を広げ、お互いに協力して活動がすすむよう務めてまいります。

 

【重点目標】

1.ボランティアグループ間の連携および協力関係の促進

2.「東大阪ふれあい広場」「東大阪ふれあい夢フェスティバル」での市民へのボランティア活動の啓発および活動への参加・参画の促進

3.「会員レクリエーション」「ボランティア新春のつどい」によるボランティア相互の親睦を図る

4.「ボランティア研究集会」によるボランティアの資質の向上

5.「ボランティア視察研修」による調査活動

6.「ボランティア体験ワークキャンプ」による青少年のボランティア育成

7.専門部会、実行委員会体制の充実

8.災害時ボランティアの育成事業および「災害時救援用の資金」の対応

9.「ボランティア活動基金」の有効な活用の検討

10.「塚本基金」の健全な運用と啓発宣伝による増資の促進

11.市民福祉活動センター事業に対する協力援助